2024年07月18日

今回のアップデートは単一選択や数字入力における逸脱情報の設定や可視化を主に行いました。

逸脱情報の設定および可視化

テンプレート「単一選択」のコンポーネントにおいて、逸脱設定を追加しました。単一選択>設定から選択肢一覧を表示し「逸脱」として扱いたい項目の「逸脱フラグ」にチェックを入れてください。加えて、選択肢に色を割り振ることで、視覚的にも正常/逸脱の判別がつきやすくなりました。

次に逸脱一覧について説明します。

上記の逸脱有無を設定することで、フォルダごとの逸脱件数を可視化できるようになりました。
ホーム画面の上部「逸脱状況」のタブを選択すると、下図のようにフォルダごとの逸脱件数が表示されます。
件数のカウント方法は、逸脱を含む報告書数ではなく、逸脱を含む選択項目および数字項目の数となります。
たとえば、一つの報告書で2項目の逸脱がある場合は「２」と表示されます。
逆に、逸脱設定を含む報告書で逸脱がゼロの場合は緑色になります。

逸脱している報告書を一覧したい場合は、赤い数字のブロックをクリックします。すると、該当の報告書が絞り込まれたフォルダへと遷移します。本機能に伴い、絞り込み条件の改修も行っており、下図のように絞り込み条件がある場合は、ボタンのハイライト、選択されている条件名(代表一つ)と条件数、および絞り込み解除の「×」ボタンが表示されます。

絞り込み条件の設定は以下のようになっており、従来に加えて逸脱の有無が加わりました。

テンプレートの余白の設定

テンプレートの余白の設定を追加できるようになりました。特にテーブル入力の列数が多く横長になる場合にのみ利用を推奨します。また、本設定に伴いテーブル入力の最大列数を12に拡大しております。ただし、PDF出力の際にはテーブルの列の横幅はA4縦サイズの帳票に対して等分となるためご留意ください。

<通常>

<ワイド>

報告書名に特殊記号が付く場合の不具合の解消

報告書テンプレートで出力設定を行っている際に、特殊記号が報告書名に入ってしまい、CSVやPDFファイルとしてダウンロードできない事象がありました。ダウンロード時に特殊文字を削除するように修正しております。